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ゼロベースからプレミアの未来を描く。 若手社員が挑んだ中期経営計画策定のストーリー<後編>

中期経営計画策定のコアメンバーとして、経営陣すら正解を持たない「ゼロベース」の問いに挑んだ北地さん。前編では、泥臭い議論の末に『オートモビリティエコシステムの完成』という戦略の核心に辿り着くまでのドラマをお届けしました。(前編はこちらから)
後編では、中計のタイトル『Change & Prove』に込められた想いや、中計策定を経験して感じたこと、北地さん自身の今後の目標について深掘りしていきます。

『Change & Prove』に込めた想い

戦略の骨子が固まり、タイトルが決まったのは開示1ヵ月前の4月でした。
今回の核心は、単純金融企業からプラットフォーム企業へと進化し、その「変革(Change)」を4年間で「証明(Prove)」すること。だからこそ「Change & Prove」という言葉は、驚くほどしっくりときました。

裏話をすると、私たちが最初に提案したのは「Change Break Prove」という候補でした。それを柴田さんに見せた際、「Breakをサブタイトルに回してCPを強調すれば、当社の象徴である『Car Premium(CP)』の頭文字になる」というアイデアをいただいたんです。これには全員一致で「それだ!」となりました(笑)

ただ、実はサブタイトルの考案のほうが苦労したかもしれません。これまでの単純な金融会社を脱し、リスクを背負ってでもプラットフォーム企業へと完全に生まれ変わる。その“覚悟”を言葉に乗せる必要があったからです。
半年以上に及ぶ思考の格闘が『変革への覚悟・唯一無二の証明』という言葉に凝縮され、最後のピースがバチッとはまった感覚でした。

どれほど壮大な戦略も、動かす「人財」がいなければ機能しない

ここまで策定のプロセスや内容をお話ししましたが、どれほど壮大なビジョンや計画があっても、変化を恐れずにやり切れる「強い・明るい・優しい」仲間がいなければ、エコシステムは絶対に機能しません。
新中計では4つの重要課題を掲げていますが、そのすべての根幹にあるのは「人財」と「組織力」です。

全社向けの説明会でプレミア株式会社代表取締役社長COOの土屋さんの言葉にもあったように、社員一人ひとりがこの壮大なビジョンを「自分事」として捉えること。そこからチームが変わり、組織が変わり、最終的にはユーザーや事業者を巻き込んだエコシステム全体の変革へつながると考えています。
日々の業務に追われる中で、自分を変え続けるのは決して簡単ではありません。しかし、逃げそうになる自分に挑み、勝ち続けること。その泥臭い積み重ねこそが社員全員を鍛え上げ、結果として戦略の達成という大きな成果に結びつくのだと確信しています。(全社向け説明会の様子はこちら

憧れの背中を追って挑んだ“3〜4年に一度”のチャンス

策定メンバーになったときは、率直に「ワクワク」や「やってやる」という前向きな気持ちでした。私にとって、前回の中計をメインで担当された先輩は憧れのロールモデルの一人。その先輩が担った重要なプロジェクトに、3〜4年に1度という巡り合わせで自分も携われることは、キャリアにおいて最大の好機だと感じたからです。

一方で、前回の中計は完成度が高く、私自身が感心しすぎていたため、「一体何を変えればいいのか」という壁にぶつかりました。前回の優れた構成やデザインを踏襲しながら、いかに新規性や自分なりのアレンジを加えられるか。それが、デザイン面における私自身の大きなテーマでしたね。

現場を駆け上がった5年間が武器に

中計には「ステークホルダーとのコミュニケーションツール」と「全社員に未来を示す羅針盤」という2つの役割があると考えています。
前者のためだけなら外注すれば綺麗に仕上がりますが、社内で内製化し、戦略の実行者である私たちが一言一句を自らの手で紡ぐからこそ、大きな目標に身が引き締まり、責任の重みとやりがいが生まれます。毎日壁にぶつかりながら財務知識や資料作成のスキルを勉強し、現場の営業や採用を経験してきたキャリアから視座を高めて、本気で会社の未来を俯瞰することができました。

私はこの5年間でバックオフィス、営業、人事など様々な部署を駆け上がってきました。だからこそ、現場のリアルな空気感や、そこを支えるメンバーの顔を鮮明に思い浮かべ、すべての計画に本当の意味で血を通わせることができました。 最初から何でもできる人はいません。大事なのは「今の最大限を考え、泥臭くやり切る」こと。今回の中計についても例外ではなく、これまで会社で学んできた知識や経験、そして一生懸命に取り組むという姿勢が「一つの成果物として形になった」ということだと思います。プレミアグループには、もがく若手を見捨てず、一緒になって走ってくれる先輩や環境があると、身をもって実感しています。ここでの学びを他の若手にも展開し、熱い社員をどんどん増やしていきたいです。

2030年、会社の「最高戦力」に。全員が挑戦者となるカルチャーを創る

この中計が最終年度を迎える2030年、私は入社10年目になります。
計画を達成するということは、これからの4年間、数々の試練を乗り越えていくことと同義です。
自らが責任を持って現場を巻き込み、社内にイノベーションを起こしていく。その時、「プレミアグループには、私という人財が必要不可欠だ」と思ってもらえるような、会社の“最高戦力”になっていたいです。

今回の中計は非常に野心的であり、達成できた時の社会へのインパクトも巨大です。策定した当事者として、まずは私自身がすべてを「自分事」と捉え、日々の仕事に全力を尽くします。

そして、その挑戦の輪を自分だけに留めず、年次や役職にとらわれず、全員が「自分事」として挑戦できる風土をさらに強めていきたいです。新卒1〜2年目だからまずは「見習い」、という固定概念を打ち破り、全員に等しく変革の機会を与えていく。それこそが、この大きな計画を達成するための重要課題だと確信しています。既存の社員、そしてこれから仲間になる皆さんと全員で、唯一無二の「カープレミア経済圏」を築き上げ、さらなる高みへ挑みたいと思います。

▼中期経営計画策定の中心となった事業構想部(現:戦略企画部)メンバー

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