【人事の自己分析 #3】「変わる勇気」と「変わらない信念」で見つけた自分の軸
PROFILE
- 安井 杏里
- プレミアグループ株式会社
- グループ人財開発本部
- グループ人財部
- 東日本人財採用グループ
2024年新卒入社。ファイナンス事業のクレジットセンターにて経験を積んだのち、東日本人財採用グループへ異動。2028年卒採用よりリクルーターを担当。休日は大好きなお酒を飲みに行ったり、応援しているアイドルグループのライブへ参戦、海外旅行などアクティブに過ごすことが多く、2026年夏には富士山登頂にも挑戦。
*プロフィールはすべて取材当時のものです。
「誰にも負けたくない」ストイックさの原点
幼少期は読書好きな大人しい子どもでしたが、小学校に入ると持ち前の運動神経が開花しました。水泳から始まり、小学5年生からは少年野球に没頭。クラスの選抜リレーには必ず選ばれ、6年生のときには副団長も経験するなど、スポーツをきっかけに自信を持てるようになり、「運動では誰にも負けたくない」という負けず嫌いな性格が形成されていきました。
そんな中、小学6年生の時に出場した市内陸上競技大会の80m走で入賞したことが転機となり、中学校では本格的に陸上競技を始めることを決意しました。
中学では、かつてオリンピック選手を育てた実績を持つことで有名な指導者のいる強豪陸上部に入部。そこで花形競技である100m走に情熱を注ぎました。部員数も多く部内の競争も激しかったため、選手に選ばれるための練習もそれはそれはハードでした(笑)。決められたメニューをこなすだけでなく、自主的にプラスαのトレーニングを追加することはもちろん、顧問の話を聞いている時間でさえも常に“かかと上げ”を意識。「いつなんどきも自分を鍛え上げる!」というストイックさを持って、日々の練習に貪欲に取り組んでいました。
挫折を乗り越えた先で見つけた、「変わる勇気、変わらない信念」
しかし、その後は疲労骨折や肉離れといった大怪我に見舞われ、思うように走れない苦しい日々を経験します。回復後、懸命なリハビリやトレーニングを行ってパワーをつけるもタイムが伸びず、短距離での完全復活は難しいという現実に直面しました。
引退まで残りわずかとなった中学3年の4月、顧問から提案されたのは「砲丸投げ」への転向でした。これまでこだわってきた100m走を手放す葛藤はありましたが、顧問から贈られた「変わる勇気、変わらない信念」という言葉に背中を押され、新たな挑戦を決意。結果として、未経験から短期間の練習で地区大会1位に輝き、県大会出場という成果を残すことができたのです。
「勝利や成果にこだわる信念はぶらさずに、プライドを捨てて柔軟に変革する勇気を持つことで、新しい道が開ける」──この時に得た学びは、今でも私自身の人生を支える大切な指針となっています。
チームスポーツでぶつかった壁で学んだ「他者理解」
高校から始めたハンドボール部では、これまでのストイックさが裏目に出てしまいます。持ち前の運動能力で1年目からスタメンで活躍したものの、「絶対に勝ちたい」と成果に固執するあまり、隣のポジションの同級生と衝突してしまいました。
いま振り返ると、思ったことをはっきりと言ってしまい、自分の考えを譲らない強情さがあったと思います。勝つことや数字に執着するあまり、一緒にプレーする仲間の気持ちや、チームプレーにおける伝え方を汲み取れていなかったことを猛省しました。
この手痛い経験を通じて、個人競技とは異なるチームプレーの難しさを痛感しました。同時に、自分の基準を押し付けるのではなく、相手の立場に立ったコミュニケーションをとることや、他者を深く理解することの大切さを心底学ぶターニングポイントとなりました。
多様な経験で見つけた「自分を活かす」ポジション
大学進学後は、これまでの「自分がプレーヤーとして目立つ」立場から一転し、男子バスケットボール部にマネージャーとして入部しました。主役からサポーターへと役割を変えたことで、チーム全体を俯瞰し、人と人をつなぎ、周囲を支えることにこれまでにない強いやりがいを見出しました。
学外ではアイドルグループの現場マネージャーのアルバイトに加え、WEB広告会社での長期インターンシップなどに挑戦しました。担当した業務は、ファッション系メディアの記事タイトル考案、記事の配信、そして日々のアクセス数やPV数といったKPIの数値追跡・分析です。「広告業界=華やか」というイメージを持たれがちですが、実際は日々の数値を地道に分析し、どうすれば届くのか仮説検証を泥臭く繰り返すプロセスの連続でした。
この地道な試行錯誤から成果を生み出す面白さを学べた一方で、「画面上の数値だけを追い続ける作業よりも、人と直接向き合い、目の前の仲間を活かす仕事の方が自分らしく力を発揮できる」という、自身の価値観を明確にする貴重な機会となりました。

“好きなこと”からスタートした就活と、見直した「3つの軸」
就職活動のスタート時は、アルバイト経験や興味関心から、エンタメ業界を中心に選考を受けていました。しかし、選考でお会いする社員の方々は、表現者・クリエイターとしての才能を持つ魅力的な方ばかり。自分自身がビジネスパーソンとして同じ土俵に立ち、切磋琢磨することをうまくイメージできなかったのです。
そこで立ち止まり、自問自答を重ねた中で、好きなことや興味のある領域を対象にするよりも、「誰と、どんな価値観を持って働くか」そして「自分がどう成長できるか」の方が、人生においてはるかに重要だと気づいたのです。
こうして、企業選びの軸を「人」「自己成長」「挑戦」の3つに再定義しました。
「人」:バスケ部マネージャー等の経験から「人と関わり誰かの力になりたい」という想いに加え、高い志を持ち、尊敬できるメンバーと働きたい。
「自己成長」:スポーツ経験で培った負けず嫌いな性格を発揮し、常に自分を高め続けられる環境に身を置きたい。
「挑戦」:中学時代の砲丸投げ転向のように、変化を恐れず新しい道へ飛び込む姿勢を尊重する風土で成長したい。
プレミアグループとの出会いと入社の決め手
そんな中、スカウト媒体でオファーをもらったことを機に出会ったのがプレミアグループです。
説明会に参加した際、社員の圧倒的な熱量に一気に惹きつけられ選考に進みました。さらにリクルーターとの面談で「安井さんが心から納得できる就活をしてほしい。もし他社を選んだとしても、それが安井さんにとって最高の選択なら私たちは全力で応援する」と、自社の採用都合ではなく本気で一学生に向き合う姿勢に触れたことも印象に残っています。
そして選考が進む中で、自分が大切にしていた軸と完全に一致する企業だと確信し、入社を決めました。
・「人」:高い志を持って共に高め合っていきたいと思える社員がいること。
・「自己成長」:年次に関わらず裁量のある業務を任される環境があること。
・「挑戦」:常に変化と拡大を続け、若手からアイデアを発信して打席に立てる社風。
面接の場でもつくろった自分でなく「ありのままの自分」を評価してもらえたことが最後の一押しとなり、迷いなく決断することができました。
リクルーターとして、就活生が「最も納得できる決断」を支えたい
入社後はクレジットセンターに配属され、審査業務や後輩育成を経験したのち、採用グループへ異動。現在はリクルーターとして就活生の皆さんと向き合っています。
就職活動を頑張る皆さんにお伝えしたいのは、「ありのままの自分」で臨んでほしいということです。自分を偽って内定をもらっても、入社後にミスマッチで苦しむことになります。もし不採用になったとしても、それはあなた自身が否定されたわけではなく、単なる「マッチングの問題」です。より自分に合う場所を見つけるためのプロセスだと捉えて、就活を楽しんでもらいたいと思っています。
私自身、リクルーターとして「プレミアグループに入社する・しないに関わらず、皆さんが一番納得できる決断を一緒に考え、全力でサポートしたい」という覚悟を持っています。皆さんとお会いし、本音でお話しできるのを楽しみにしています!

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